トラリピでの失敗パターン「トラリピ大損」は本当か?|モリログ

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トラリピはそんなに良いものなの?トラリピの失敗パターン5選の詳細をお知らせします。「トラリピ大損」は本当なの?

相場変動が少ないとすぐにポジションを追加してしまう

 実際にこれが一番多いと思います。私もそうでした(笑)自分で決めたルールを守ることが大切です。

 2022年の取引において相場変動が少ない時に、EUR/GBPペアで月間1回の約定で確定利益が1,137円という月がありました。。ポジションを増やせばもっと稼げるのでは?と思ってしまします。

 Twitterで見ていてもポジションを持ちすぎて損切している方も多くいます。他人の成績は気にせず、身の丈にあった投資をしましょう。

運用ペアがレンジ相場を形成していない

 トラリピはコツコツと長期的に運用していく手法なので、日足と共に必ず10年以上の長期チャートで確認してください。長期で見ると一方向へのトレンド相場(例えばトルコ/円)であることがあります。

レンジ相場を形成

 上の図のように、トラリピの運用でやってはいけないのは、公式にもありますが一方的なトレンド相場を形成しているペア、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド等の通過です。トラリピの戦略は、設定した範囲内で、トラップとリピートを繰り返す手法です。一方的なトレンド相場だと、一度も決済することなく塩漬け、損切に成りかねないので気を付ける必要があります。

 高いスワップをねらう手法ではなりませんので、スワップはラッキー程度におもって下さい。どちらも狙って損切しているのをTwitterでよく見かけます。お気を付けください。

設定レンジ幅が適当でない

 トラリピは、長期運用を基本としています。設定するレンジが狭すぎるとすぐにレンジアウトしてしまします。数年間も運用すれば、何年かに一度必ず大きなイベントが来ます。

 近年では、リーマンショック、コロナ危機、戦争、世界的なインフレからの超円安など大きく為替が動くことに遭遇します。よって、広すぎず、狭すぎない設定が肝となります。

 設定については、広めの設定を基本とした「ゆとり戦略」比較的短期を意識した「ちょこ銭戦略」を参考にして下さい。

含み損に耐えきれず損切りしてしまう

 先にも話はしましたが、トラリピは性質上、常に含み損と共存しながらの運用となります。合計損益(確定利益+含み損)がプラスになるには少々時間が必要となります。

 この性質を理解しないまま運用を開始してしまうと、上で説明した〇〇ショックに会おうものならどんどん含み損が増大し、恐怖から損切とのパターンになってしまいます。ネットでよく見る「トラリピ 大損」となります。

 「モリーニョ戦略」で紹介する、レンジを形成している通貨で運用すれば、一喜一憂することなく、ポジションが増えても「種まきが多かったなあ、いつ実るかなあ」と安心できます。証拠金に余裕をもって、公式の「運用資産表」でロスカットレートはどこなのかを確認し、いくらまで含み損を抱えることが出来るのかを把握することが大切です。

ロスカットの条件を理解できていない

 FXは急な変動があるため、ロスカットを設定する必要があります。特に今はクロス円は非常に良く動くので重要となります。

 モリーニョトラリピ戦略ではある程度のショックに耐えうる設定(現在はリスクmiddle)で投資を行っていますので安心して運用できます。

 口座開設をした方は、「運用試算表」を使うことで、簡単にロスカットを確認することが出来ます。ペアやポジション数、レート等を入力することでシミュレーションが出来ますので是非ご活用下さい。

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最後までお読みいただきありがとうございます。焦らずゆっくり楽しく過ごしましょう。

トラリピをさらに詳しく知りたい方はこちらです。

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